機械などを操作する時、急に作動しないようにゆとりを持たせてあることがあり、「遊び」と呼ばれています。
車のブレーキやハンドルが分かりやすいでしょうか。一般車のブレーキやハンドルには必ず「遊び」があるように作られています。だから、ブレーキペダルにちょっと足を乗せただけではブレーキは効きませんし、わずかにハンドルを傾けただけでは、車は曲がりません。
では「遊び」が全くなかったらどうなるでしょう?
ちょっとハンドルがずれただけで車は曲がっていってしまいます。これは怖いです。真っ直ぐ進むだけで一苦労です。ものすごく集中しなければなりません。
ブレーキもアクセルもわずかな力で効いてしまうと、急発進、急停止の連続で、車の動きは不安定になってしまいます。ガックンガックンして首や腰が痛くなりそうですね。
遊園地などにあるゴーカートに乗ったことがある方は想像がしやすいかもしれません。短時間ならまだしも、長時間そんな車を運転するとなると、一瞬たりとも気が抜けず、とても疲れると思います。
人生においても、この「遊び」というのは大事だと思います。「ゆとり」や「余裕」ですね。
もちろん、金銭的なものではなく、精神的なものですよ。「遊び」のない車を運転するのと一緒で、心にゆとりや余裕がないと、生き方が不安定になりそうです。短時間ならこなせても、長時間となると、神経を使って疲れ果ててしまうのも、車と一緒ですね。ガックンガックンした運転は同乗者が酔ったりムチ打ちになったりするのと同じで、「遊び」のない生き方は周囲の人もしんどくなりそうです。
心のゆとりや余裕がどうやったら生まれるのかは人それぞれです。ホッと一息つける時間、フッと肩の力が抜ける時間を見つけて大事にしましょう。
by でも、やっぱり金銭的な余裕も欲しくて宝くじを買ったカウンセラー
カウンセリングルーム虹