| 2013/01/27 | 鼻呼吸2 |  | by:管理者 |
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最近、特に寒いですね!(寒い、寒いと毎週言ってますね) 今日の昼間は天気もよくて暖かかったですが、夕方には雪がちらついてました。やはり、寒いですね。
先週お伝えした鼻呼吸ですが、この鼻呼吸ができるとイビキも減るそうです。
イビキをかく人の多くは、口をあけて口で呼吸をしています。口の周りや舌を突きだす筋肉を鍛える「あいうべ体操」なるものをすると、口呼吸が鼻呼吸に変わるそうです。
「あいうべ体操」 みらいクリニックの今井一彰院長が開発したそうです。
あるとき今井先生は、関節リウマチの患者さんは口臭が強いことに気がつきました。そして、関節リウマチの症状がひどくなると口臭がさらに強くなり、逆に症状がよくなると口臭も減ることが分りました。
初めはその理由が、よく分りませんでした。そかしそのうち、患者さんの9割以上が、鼻呼吸ではなく口呼吸をしていることに気がつきました。
この口呼吸をやめて鼻呼吸になれば、口臭が減り、関節リウマチもよくなるのではないかと考えました。
そして、口のまわりや舌の筋肉を鍛えるために、「あいうべ体操」が作られたということです。
実際、患者さんに体操を指導すると、劇的な変化が出て、たった数日間、あいうべ体操をしただけで、関節の痛みや腫れが良くなる人がいたそうです。
あいうべ体操
「あいう」は口の周りの筋肉の、「べ」は舌を突きだす筋肉のトレーニングです。
まず、口を楕円形にして、のどの奥が見えるまで大きく開き、「あ~」といいます。次に、前歯をむき出しにして、首の筋が浮き出るくらい口をぐっと横に開いて「い~」といいます。「う」は口を閉じる筋肉の体操で、唇をとがらせて前に突き出して、「う~」といいます。最後の「べ」では、舌の付け根が引っ張られるくらい思い切り舌を前に突き出して、「べ~」といいましょう。
「あいうべ」の4つの動作を1セットとして、1日30セットを目安に体操します。1セットは、おおむね5秒間くらいかけて行います。
無理のないようにゆっくり回数は増やせばいいようです。
顎関節に痛みのでるような人は特に無理はしないで、顎関節に負担がかかりにく「い」と「う」だけの体操だけを行い、眠るときに絆創膏やテープで口をふさぐと、鼻呼吸がしやすくなるそうです。
この「あいうべ体操」 イビキ、関節リウマチの他にも睡眠時無呼吸症候群、アレルギーの病気の方にも効果があるそうです。
詳しくは、
免疫力を高めて病気を治す 口の体操「あいうべ」 今井一彰・著
をどうぞ!
「あ~」「い~」「う~」「べ~」
を実践している(いつまで続くかな?)
健康大好き事務男