今年もあと一ヶ月をきり、「(一年が)早いですねぇ」というのが挨拶代わりになってきた今日この頃。何をその季節の風物詩と感じるかは人それぞれですが、私は、朝、車の窓が凍っているとき、子ども達がマフラーや手袋をして登校する姿を見るとき、カウンセリングルームの玄関の落ち葉拾いから仕事が始まるとき、などに冬を感じます。
・・・って書いてみて気付いたのですが、私が冬を感じるのはどれも朝の風景なんですね。朝が一番冬を感じやすいのでしょうか。日中は仕事をしているので、朝ぐらいしか季節を感じる余裕がないのでしょうか。
ちなみに古代魚飼育者としては、一年で一番水温の変化に敏感になる季節でもあります。どうでもいいですね。
さて、「いい夫婦の日」以来、夫婦について書いています(こちらやこちら)。今回は、「どんな夫婦げんかが子どもにとってプラスになるか」について書こうと思ったのですが、その前に子どもにとってマイナスとなる悪い夫婦げんかについて触れておきましょう。あくまでも焦点は「子どもにとって」ですよ。
「親を惑わす専門家の言葉」
という本に、子どもの前でする夫婦げんかにおいて絶対にしてはならないことが4つ挙げられています。
①母親が子どもを置いて家出をする
感情が高ぶり、衝動的に家を飛び出してしまうお母さんがおられます。子どもが状況や母親の行動をある程度理解できる年齢ならばいいのですが、幼児期にこれをやられると子どもは強い不安を感じます。生命が脅かされるような不安、といっていいかもしれません。一度このような不安にさらされると、母親が家に戻ってもなかなか不安が解消されないことがあります。だから、子どもだけを置いて家出するのはできるだけ避けましょう。
ただ、DV等により生命の危機を感じるような状況は別です。
②暴力をふるう
前回も書きましたが、夫婦げんかは子どものモデルとなります。夫婦間で暴力が問題解決の手段として使われると、当然、子どももそれを真似します。
③口をきかない
家庭内の重苦しい沈黙は子どもを苦しめます。沈黙を破るために、ふざけて両親を笑わせようとする子もいれば、逆にわざと怒られるようなことをして、自分が怒られることで両親の会話を引き出そうとする子もいます。いずれにせよ、沈黙の期間が長引けば長引くほど、子どもは様々な症状を出して訴えるようになります。
④子どもに愚痴を言う
けんかの後で相手の悪口を子どもに言わないようにしましょう。夫婦の連帯感が子どもの安心感を生み出します。
(参考文献:「親を惑わす専門家の言葉」 徳田克己・水野智美著 中公新書ラクレ)
子どもに悪影響を及ぼす夫婦げんかがどんなものか、大体イメージできたでしょうか。前回予告した「子どもにとって良い夫婦げんか」の仕方については、また次回に・・・。