先週の日曜日 津山市で、新宿溝口クリニックの溝口先生のセミナーがありました。
テーマは、 子供の「困った」は食事でよくなる でした。溝口先生は栄養療法を専門に
診療している先生です。
症例 9歳のお子さん
朝起きられない、音に敏感、すぐに癇癪を起す、読み書きが遅く濁点の位置を間違う
逆さ文字を書く、よく頭痛を起こす、疲れやすい、落ち込む
上記のような症状があり、特に頭痛がひどいと言うことで、最初は頭痛外来へ行かれた
そうです。発達障害と診断を受け、薬を出されましたが、よくならなかったようです。
次に、この子の姿勢とかに問題があって頭痛を起こしているのではないかとお母さんが
考えて整体院に連れて行ったそうです。そこでは、「牛乳」をやめるようにと言われた
そうです。そうすると、頭痛が激減したそうです。
そこで、お母さんはこの子の頭痛は食事と関係があるのではないかと考えて、調べた末、
溝口クリニックを探し出し、お子さんを受診させました。
アレルギー検査の結果 Igg(遅延型アレルギー)の数値が高いことがわかった
そうです。乳製品、牛乳、卵、小麦等です。
そして、乳製品、牛乳、卵、小麦をやめてもらい、合わせて体の粘膜を整えるサプリと
お腹の中の細菌のバランスを整えるサプリを摂ってもらったそうです。
その結果、4ヶ月後、朝一人で起きられるようになった。その後、疲れやすくて行けなかった
プールへも行けるようになった。(1年前は、プールでブルブルと震えて顔が真っ青になっていた)
10ヶ月後には、アレルギー症状も減り、字が上手に書けるようになり、落ち込まなくなった
そうです。
栄養療法をやると、共通して落ち込みがなくなると溝口先生は言われていました。
1年後、漢字テストで100点を取り、先生に褒められる。
その後、近視が治り眼鏡が要らなくなったそうです。
発達障害は、先天的なもので一度診断を下されると後は、療育 という方法しかないと
いうのが今までの考え方でしたが、その前に、食事と栄養を考えてみたらどうでしょうか?
というお話でした。
栄養療法をやっている病院はまだまだ
少ないそうです。増えればいいのにと
思った。
健康大好き事務男