日曜劇場「JIN-仁-」が終わりましたね。視聴率もかなり良かったようなので、ご覧になられた方も多いかもしれません。日頃ドラマなど全く観ず、時代劇が苦手な私ですら毎週楽しみにしていました。「現代の脳外科医である主人公が、医療器具も何もない幕末へタイムスリップする」という設定が面白かったからです。
このドラマを観ながら、いろいろと想像してみました。
ドラマの主人公のように、人体という普遍的なものを扱う医師は、いつの時代に飛んでも人々の役に立つことができるでしょう。
では、他の資格を持った人がタイムスリップしたらどうなるのか・・・。
例えば、消防士が幕末へタイムスリップしたら・・・
科学的な消火の知識や技術は、いろは48組のような町火消しに重宝されるかもしれません。
調理師はどうか。その時代独特の食材や調理法に適応できれば、こちらも役立てる場面は多そうです。現代の味で江戸の人達を魅了するかもしれません。ドラマでもドーナツが人気商品になっていました。
これらは医師と同様に、「火事」や「食」といった普遍的なものを扱う資格だから役に立てるのだと思います。
一方、時代によって大きく変わるものを扱う資格の場合、タイムスリップしてしまうと、生かすのはなかなか難しそうです。
例えば、弁護士。
運良く奉行所なんかに職を得たとしても、法が全く違うのでかなり戸惑うでしょう。
自動車整備士・・・自動車がありません。
パソコン関連の資格・・・パソコンがありません。
航空士・・・空を飛ぶなんて言ったら街中の笑い者にされそうです。
ただ、これらの資格は、その時代にはなくても、新たなものを産み出すのに一役買うことはできるかもしれませんね。新たな法整備や新たな乗り物の製作などで歴史に名を残す可能性は大いにあると思います。
では、わが身を省みて、臨床心理士はどうか?
確かに人の「こころ」も普遍的な部分がありそうです。でも「こころ」は文化社会的な要因にも大きく左右されます。正常と異常の境目も時代や文化、社会によって変わってきます。役に立てそうな気もしますし、誰にも相手にされない気もします・・・。
何か資格を持ってらっしゃる方は、自分が幕末へタイムスリップしたらどうなるか、想像してみるのも楽しいですよ。
まぁでも、いざタイムスリップしてしまった時、何が一番役に立つかって・・・
歴史の知識をしっかり詰め込んでおくこと
これが一番実用性がある気もしますが・・・。
by 「心友堂」を立ち上げ、咲さんに心理学を教えたいカウンセラー
カウンセリングルーム虹